徳島で藍染・泥染を体験するなら「Hi-COLOR handworks」

藍染、蒅切り返し

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日本の手仕事

 

 

Hi-COLOR handworksのメイン業務は藍染です。

本日は染料の源になる蒅(スクモ)の切り返し作業の日。

夏に収穫し乾燥させた葉に水を与え混ぜるだけの作業。

葉の持つ酵素だけで醗酵させるシンプルな作業。

簡単なようで奥の深い伝統的な日本の手仕事です。

ちなみに藍染の世界では藍葉を収穫し蒅を作る人を「藍師」染める人を「染師」と表現します。

本日は6回目の切り返し。

 

収穫した葉を天日で干し

 

 

乾燥させるとこんな感じ。

 

水を与えると発熱し醗酵が始まります。温度は60℃をキープしています。これから更に上がるでしょう!

ドンドンとどす黒くなりお酒のような香りが外まで漂います。

Hi-COLORでは5日に一度この切り返しをして適度な水と酸素を送り醗酵を促して蒅の微生物を増やし3カ月程度このサイクルを繰り返します。

 

この作業方法は江戸時代から殆ど変わることなく続いているそうで、添加物も一切加えないナチュラルな超醗酵染料です。

今日は今後藍染に関わっていきたいという2名のヘルプもあってスムーズに作業が進みました。

完成が楽しみだし、この仕事を誇りに思います。

大変なんだけどワクワクするんですよね~

 

 

保温して醗酵しやすい環境を作り、藍の神様にお祈りして終了。また5日後☆

この記事を書いた人

たくや

神奈川生まれで徳島移住10年目です。 息子のアトピーが大きな転機になり健康とは?と考え、食べる物・着る物が大事だなと自分なりの答えを出し、醗酵にこだわりながら自然の中で物づくりライフを楽しんでいます。

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